ランドセル軽い順ランキング|人気モデルのおすすめはこれ!【2025年度最新】

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ランドセル軽い順ランキング

人気ランドセルの中でも、特に軽いランドセルがいい!という人は多いのではないでしょうか。

通学を負担に感じる子どものために、背負いやすい軽いランドセルを選んであげることは大切です。

フットマーク株式会社が行った調査によると、小学生低学年の荷物重量は平均4.28kgでした。

小学生低学年のランドセルの重さ

しかし「軽さ」だけでランドセルを選ぶのはNGです。

軽いランドセルを選ぶ際には「軽く感じる工夫」のされているものを選びましょう。

背負いやすいランドセルを選ぶのが大切ということです。

軽いランドセルの選び方

今回は元保育士である私が選んだ、丈夫で軽いランドセル10選を紹介します。

ランドセル軽い順ランキング
目次

軽いランドセルの選び方

軽いランドセルの選び方
軽いランドセルを選ぶ際のポイントは、以下の5点です。

ランドセルを選ぶ際の重要なポイントの1つに、ランドセルの重量があります。

フットマーク株式会社の調査によると、低学年のランドセルの平均重量は4.28kg

小学生低学年のランドセルの重さ

引用元:フットマーク株式会社のプレスリリース

子どもたちは毎日、2Lペットボトル2本分以上の重さの荷物を背負って通学しています。

親としてできることは、軽いランドセルを選び、子どもの負担を減らしてあげることといえるでしょう。

ただし注意点は、軽さだけで選ばないこと。

軽量化のために、耐久性や安定性を損なっている可能性があるからです。

軽いランドセルを選ぶための5つのポイントについて、理解しておきましょう!

軽さで選ぶなら素材は「人工皮革」がおすすめ

ランドセルに使用されている素材には、主に以下の3つがあります。

  • 人工皮革
  • 天然皮革:牛革
  • 天然皮革:コードバン(馬革)

このなかで最も軽い素材は人工皮革

天然皮革と比較すると耐久性には劣りますが、セイバンやフィットちゃんなどの有名ランドセルメーカーのものであれば、6年間問題なく使えるでしょう。

「人工皮革」と一口に言っても、さまざまな素材があります。

なかでも「クラリーノ®︎」は、軽さと丈夫さ、お手入れのしやすさにおいて優れています

気になる方は、クラリーノ素材のランドセルを確認してみてください。

ランドセルを選ぶ際の判断基準の1つとして、人工皮革の素材にも注目するとよいでしょう。

背負いやすく、軽く感じる工夫がされているものを選ぶ

ただ「軽い」だけではなく「軽く感じる工夫」がされているランドセルを選びましょう。

具体的なチェックポイントは、こちらの3つです。

1つずつ解説していきます。

可動型の背カン

背カンには「可動型」と「固定型」の2種類がありますが、おすすめは可動型です。

可動型の背カンには、以下の2種類があります。

  • 左右連動型|左右のベルトが連動して同時に動く
  • 左右非連動型|左右のベルトが別々に動く

左右連動型が採用されているランドセルで代表的なものは、セイバンの天使のはねシリーズです。

肩ベルトが左右同じ角度で動くため、左右にかかる重さを均等にし、身体の中央で重心をキープできます。

一方で、左右非連動型で代表的なものは、フィットちゃんの背カンです。

左右の肩ベルトがそれぞれ独立して動くため、身体が大きくなっても背負いやすさが変わらず、ランドセルを背負うときも下ろすときもスムーズです。

子どもが背負いやすいと感じるタイプを選んであげるとよいでしょう。
参考

・セイバン公式サイト「やわらかくて軽く背負える機能
・フィットちゃん公式サイト「軽さ、背負いやすさ

肩ベルトの形状

肩ベルトは根本が立ち上がっており、身体に沿う湾曲形状のものを選ぶとよいでしょう。

その理由は、根本が立ち上がっていることで「ランドセルの重心が高くなる」「肩と背中への密着度が上がる」というメリットがあるからです。

また湾曲形状のベルトにより、肩から脇腹にかけての設置面積が広くなります。

  • 重心が高くなること
  • 身体との設置面積が増えて負荷が分散されること

これらの理由により、軽く感じられます。

背あてのクッション加工

背あては弾力性があり、子どもの背中にフィットするものを選びましょう。

理由は、背あてと背中の設置面積が広くなることで、背中への負担が分散されるからです。

背中全体に負担が分散されることで、より軽く感じられます。

また子どもはたくさん汗をかくため、背中が蒸れやすいです。

快適に背負うため、通気性の良さも判断基準の1つとして持っておくとよいでしょう。

容量が多いものを選ぶ

ランドセルを選ぶ際には、容量の多いものを選びましょう。

軽いランドセルを選ぼうと、容量が少ないものを選ぶのはNG

なぜなら、荷物が入りきらない可能性があるからです。

今の小学生の教科書は分厚く、タブレット学習も始まりました。

くわえて体操服や水筒、上靴など、たくさんの荷物を収納できる容量が必要です。

多くのランドセルでは、大マチ部分の内寸は12〜13cmくらいが主流となっています。

量販店のランドセル売り場やレンタルを利用して、実際に大きさを確認してみるとよいですね。

耐久性のあるものを選ぶ

有名なランドセルメーカーであればほとんどの場合、耐久性には問題ないでしょう。

しかし、なかには軽さばかりを追って耐久性に劣る、粗悪な商品が販売されている可能性もあります。

公式サイトやカタログなどを確認し、

  • 内部構造を丁寧に解説している
  • 「耐久試験」や「押圧試験」の結果データを公表している

このようなメーカーのランドセルを選ぶと安心です。

ランリュックも検討してみる

日本には「通学時にランドセルを使用しなければならない」という法律はありません。

そのため、リュック使用を検討してみるのも対策の1つになるでしょう。

ただし注意点もあります。

  • ランドセルを指定している学校もある
  • 「自分だけみんなと違う」と感じてしまう可能性も
  • 一般的なリュックではなく、専用のものを検討する

ランドセルではなくリュックを使用したい場合は、あらかじめ学校に確認しておくと確実です。

また周りの友だちがランドセルの場合「自分だけ違う」と感じてしまう可能性もあります。

ランリュックを検討する際には、子どもと話し合いを行い、子どもが納得したうえで購入する必要があるでしょう。

ランドセルには重いというデメリットがある反面、万が一事故に巻き込まれた際にクッションとなり、子どもを守ってくれる役割もあります。

ランドセルとランリュック、それぞれのメリット・デメリットを総合的に判断し、ランリュックを選ぶのは1つの選択肢といえるでしょう。

一例ですが、ラクサックエルゴランセルは、子どもの負担を軽減することを目的に作られたランリュックです。

参考:ランドセルは実は義務じゃない?通学用リュックサックの無償配布が歓迎される理由

ランドセル軽い順ランキング【2025年度最新】

ランドセル軽い順ランキング

人気のある軽いランドセルを、重量が軽い順に並べました。

筆者が実際に持ってみて軽く感じた、1,200g未満のランドセルに絞って紹介しています。

スクロールできます
順位モデル名重量ブランド名
1位グランコンパクト約980gふわりぃ
2位スゴ軽エアー約990gセイバン
3位ミラクルin NEO ライト ファンタスティックプリズム約1,050gイオン
4位防水クラリーノ カラーステッチ約1,100g池田屋
5位クラリーノ®・スタンダード【21-S】約1,120g大峡製鞄
6位ユアメイト ウィリー約1,150gセイバン
7位たくみ プレミアム ウノ約1,160gモギカバン
8位はねかる約1,160g羽倉ランドセル
9位トレーズ約1,190gふわりぃ
10位フィットちゃんベーシック軽量ワイド約1,190gフィットちゃん
ランドセル軽い順ランキング

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1位:グランコンパクト【ふわりぃ】

グランコンパクト

引用元:グランコンパクト スミレ × パールピーチ

グランコンパクト
メーカーふわりぃランドセル
素材人工皮革
高さ(内寸)約30.5cm
幅(内寸)約23.5 cm
奥行き(内寸)約13cm
重量約980g
A4フラットファイル対応
価格57,200円
特徴軽くて収容力バツグン!子どもの使いやすさを追求したランドセル。

グランコンパクトの評価
人気度[4.5点]
耐久性[5点]
重量[5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.6点

グランコンパクトは、ふわりぃの大容量ランドセルのなかで最軽量のモデル。

大マチ内寸は13cm、小マチは最大5cmの収容力がありながらも、重量は約980gと軽量なのが特徴です。

注意点は、通常ランドセル背面の上部に付けられている吊りカンが付属していないこと。

ランドセルをフックなどにかけて収納する予定の方は、検討が必要です。
メリット
  • 大容量と軽量を両立
  • 男女ともにカラーバリエーションが豊富
  • チェストベルトで負担分散が可能
デメリット
  • 吊りカンが付属していない

2位:スゴ軽エアー【セイバン】

スゴ軽エアー

引用元:スゴ軽 エアー

スゴ軽エアー
メーカーセイバン
素材人工皮革
高さ約34cm
約27cm
奥行き約19cm
重量約990g
A4フラットファイル対応
価格62,700円
特徴天使のはねシリーズ最軽量モデル。
軽さ・容量・丈夫さを兼ね備えた「タフコンパクト型」。

スゴ軽エアーの評価
人気度[4点]
耐久性[5点]
重量[5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.5点

スゴ軽エアーは、天使のはねシリーズ内で最軽量モデルのランドセル。

ヘリをなくしたタフコンパクト型ではありますが、他の天使のはねシリーズのランドセルと比べても耐久性には劣りません。

「天使のはね」や「左右連動背カン」も搭載されており、体感重量を軽くさせる工夫も施されていますよ。

かぶせ裏の時間割表入れがありませんが、貼り直し可能な「時間割表シール」で管理ができます。

メリット
  • 天使のはねシリーズ内最軽量モデル
  • 耐久性は他モデルと変わらない
  • 大マチ部分の内寸は13cmと広め
デメリット
  • カラーバリエーションが少なめ
  • 時間割表入れがない

3位:ミラクルin NEOライト ファンタスティックプリズム【イオン】

NEOライト ファンタスティックプリズム

引用元:NEOライト ファンタスティックプリズム

ミラクルin NEOライト ファンタスティックプリズム
メーカーイオン
素材人工皮革
高さ(内寸)31.5cm
幅(内寸)23.5cm
奥行き(内寸)13cm
重量約1,050g
A4フラットファイル対応
価格52,800円
特徴背負いやすくて大容量!ミラクルinシリーズ最軽量モデル。

ミラクルin NEOライト ファンタスティックプリズムの評価
人気度[4点]
耐久性[4.5点]
重量[5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.3点

ミラクルin NEOライトは、イオンのかるすぽシリーズのうちの1つです。

大マチ部分の内寸は最大13.5cmと大容量ながらも、ミラクルinシリーズのなかでは最軽量のモデル

3方向から補強する「ガッチリガード」で、型くずれも防いでくれるため安心です。

カラーは4色、同シリーズで男の子モデルの「ミラクルin プレッピー」もありますよ。

メリット
  • かるすぽシリーズ最軽量モデル
  • 総マチ幅は最大18cmと大容量
  • 男女あわせて8色展開
デメリット
  • デザインに飽きる可能性がある

4位:防水クラリーノ カラーステッチ【池田屋】

No.56 防水クラリーノ カラーステッチ

引用元:No.56 防水クラリーノ カラーステッチ

防水クラリーノ カラーステッチ
メーカー池田屋
素材人工皮革
高さ約34.5cm
約26cm
奥行き約20cm
重量約1,100g
A4フラットファイル対応
価格56,000円
特徴牛革と人工皮革のハイブリッドランドセル。軽さと丈夫さが特徴。

防水クラリーノ カラーステッチの評価
人気度[4点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[4.5点]
総合点4.4点

背カンには、上下左右に動くオリジナル素材「池田屋背カン」を採用し、ベルトと子どもの身体がフィットするのをサポート。

また肩ベルトの表には防水牛革を採用し、より子どもの身体へのフィット感を高めてくれる工夫が施されています。

ツヤを抑えたマット仕上げのクラリーノ生地は、池田屋特注の素材。

カラーバリエーションは15色と豊富で、子どもの「これがいい!」がきっと見つかることでしょう。
メリット
  • 肩ベルトと体のフィット感◎
  • 軽さと丈夫さを両立
  • カラーバリエーションが豊富
デメリット
  • 背当てに凸凹がないため、背中が蒸れる可能性
  • 吊りカンが付属していない

5位:クラリーノ®・スタンダード【21-S】【大峡製鞄】

クラリーノ・スタンダード【21-S】

引用元:【21-S】クラリーノ®・スタンダード

クラリーノ®・スタンダード【21-S】
メーカーオオバランドセル
素材人工皮革
高さ約34cm
約26.5cm
奥行き約19cm
重量約1,120g
A4フラットファイル対応
価格63,800円
特徴人工皮革ではあるが、まるで本革のような質感のクラリーノ®エフを使用。

クラリーノ®・スタンダード【21-S】の評価
人気度[4点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4点]
カラーバリエーション[4点]
総合点4.2点

クラリーノ®・スタンダードでは、人工皮革のなかでも上品なツヤが特徴の「クラリーノ®エフ」を採用。

軽量かつ強さも兼ね備えた、最高級の素材です。

一方で、背当てや肩ベルト内側などの身体に接する部分には「ソフト牛革」を使用し、優しい使用感に作られています。

オオバランドセルの熟練職人による高い縫製技術と機能性で、耐久性も安心です。

メリット
  • 人工皮革の最高級素材を採用
  • 背当てと肩ベルト裏はソフト牛革を使用
  • カラーバリエーションが豊富
デメリット
  • 時間割表入れがない

6位:ユアメイト ウィリー【セイバン】

引用元:ユアメイト ウィリー

引用元:ユアメイト ウィリー

ユアメイト ウィリー
メーカーセイバン
素材人工皮革
高さ約33.5cm
約26.5cm
奥行き約20.5cm
重量約1,150g
A4フラットファイル対応
価格47,300円
特徴車をモチーフにした、シンプルかつポップなデザイン。「天使のはね」基本性能を搭載。

ユアメイト ウィリーの評価
人気度[4点]
耐久性[5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.3点

ユアメイト ウィリーは、セイバン「天使のはね」シリーズの1つです。

ヘリのないタフコンパクト型で軽量化をしながらも、基本性能はすべて搭載

くわえて47,300円と、手に取りやすい価格なのも嬉しいポイントです。

見た目はシンプルながらも、かぶせ裏にはクルマとロードサインをモチーフにしたイラストが、モノトーンで描かれています。

ユアメイトシリーズは他にも3種類あり、女の子モデルも販売されています。

メリット
  • 天使のはねランドセルの基本性能搭載
  • 手に取りやすい価格
  • マチ幅は12cmで収容力も◯
デメリット
  • デザインに飽きる可能性がある

7位:たくみ プレミアム ウノ【モギカバン】

たくみ プレミアム ウノ

引用元:たくみ プレミアム ウノ

たくみ プレミアム ウノ
メーカーMOGI
素材人工皮革
高さ約34.5cm
約26.5cm
奥行き約22cm
重量約1,160g
A4フラットファイル対応
価格58,000円
特徴シンプルかつ上質なデザイン。所々にあるハートのワンポイントがかわいい。

たくみ プレミアム ウノの評価
人気度[4.5点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[4.5点]
総合点4.5点

たくみプレミアムウノは、モギオリジナルランドセルのなかで最軽量のモデル。

牛革を使用した「たくみスタンダードスムース」と基本形はまったく同じで、かぶせと本体素材にクラリーノを使用し、170gの軽量化がなされました。

また背当てと肩ベルト裏には「ソフト牛革」を使用し、背負い心地にも考慮されています。

シンプルで飽きのこないデザインと、豊富なカラーバリエーションが特徴です。

メリット
  • モギのランドセルのなかで最軽量モデル
  • 背当てと肩ベルト裏にソフト牛革を使用
  • カラーバリエーションが豊富
デメリット
  • 早くに売り切れる可能性がある

8位:はねかる【羽倉ランドセル】

はねかる

引用元:【はねかる】最軽量ランドセル

はねかる
メーカー羽倉ランドセル
素材人工皮革
高さ31.7cm
26.5cm
奥行き21cm
重量1,160g前後
A4フラットファイル対応
価格59,400円
特徴耐久性に優れた人工皮革(コードレ)を使用。メーカー内最軽量モデル。

はねかるの評価
人気度[4点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[4.5点]
総合点4.4点

はねかるは、羽倉ランドセルの中で最軽量のランドセル

飽きのこないシンプルなデザインですが、有料オプションでかぶせにステッチアートを希望することもできます。

周りと被りにくいデザインを探している方は、検討してみるとよいでしょう。

メリット
  • 耐久性に優れた人工皮革を使用
  • S字型の肩ベルトで負担を分散
  • カスタマイズを楽しめる
デメリット
  • 持ち手は有料オプション

9位:トレーズ【ふわりぃ】

トレーズ

引用元:トレーズ ピンクベージュ × ベージュ

トレーズ
メーカーふわりぃランドセル
素材人工皮革
高さ(内寸)約30.5cm
幅(内寸)約23.5cm
奥行き(内寸)約13.5cm
重量約1,190g
A4フラットファイル対応
価格63,800円
特徴アンティークな雰囲気と落ち着いたカラー。かわいらしさと上質さを兼ね備えたモデル。

トレーズの評価
人気度[4.5点]
耐久性[5点]
重量[4.5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[4点]
総合点4.6点

トレーズはアンティークな雰囲気と落ち着いたカラーが特徴のランドセル。

ヘリをなくしたコンパクトワイド型で、ふわりぃの特殊製法により軽さと丈夫さを兼ね備えています

5cm伸びる小マチも搭載で、総マチ幅は最大18.5cmと収容力も十分です。

チェストベルト(取り外し可能)も付属しているため、肩ひものズレを防いで身体へのフィット感をアップできます。

メリット
  • 落ち着いたカラーとデザインが魅力
  • 総マチ幅最大18.5cmで収容力◎
  • 取り外し可能なチェストベルト付き
デメリット
  • 好みが分かれる可能性がある

10位:フィットちゃんベーシック軽量ワイド【フィットちゃん】

フィットちゃんベーシック軽量ワイド

引用元:フィットちゃんベーシック軽量ワイド

フィットちゃんベーシック軽量ワイド(安ピカッ/楽ッション)
メーカーフィットちゃん
素材人工皮革
高さ約34.5cm
約26.0cm
奥行き約20.5cm
重量1,190g前後
A4フラットファイル対応
価格69,850円
特徴あえて飾らないベーシックなデザイン。小マチは最大5cmまで伸びる。

フィットちゃんベーシック軽量ワイド(安ピカッ/楽ッション)の評価
人気度[4.5点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[4点]
総合点4.5点

あえて飾らない、ベーシックなデザインのフィットちゃんランドセル。

1,190gと軽量なのにくわえて、肩ベルトのクッション材を2倍の厚みにした「楽ッション」も搭載されています。

鎖骨から大胸筋部への負担が約30%減少し、子どもの身体に優しい背負い心地が実現されました。

また「安ピカッ」機能により、100メートル先からでも車のライトに反射して視認可能

ランドセルの縁がピカッと光るため、雨の日でも安心なのが嬉しいポイントです。

メリット
  • 肩ベルトのクッション性が高い
  • 型崩れに強い作り
  • 空気が流れる設計の背当てで蒸れにくい
デメリット
  • 女の子向けカラーが少ない印象

軽いランドセルのメリット

軽いランドセルのメリット
軽いランドセルには、以下のようなメリットがあります。

それぞれの内容について、1つずつ解説していきます。

心身への負担を減らせる

フットマーク株式会社の調査によると、小学生の93.2%が「ランドセルが重い」と感じています。

そのうち3人に1人は通学を嫌がった経験があり、3.5人に1人は肩や腰、背中などの痛みを訴えたことがあるとのこと。

具体的に計算してみると、平均体重約21kgの1年生が4kgの荷物を持つ場合、体重60kgの大人に換算すると約12kgの荷物を運ぶことになります。

毎日12kgの荷物を背負って仕事に行くのは、かなりの負担ですよね。

しかし教科書などはどうしても重くなりがちで、自分たちで対策ができるわけでもありません。

一方でランドセルは自分たちで選べるため、少しでも軽いランドセルを選ぶことで子どもの心身への負担を減らせます。

数字上はたった100gの差かもしれませんが、子どもにとっての100gは大人に換算すると300g相当になります。

毎日の通学を考えると、減らせる負担は減らしてあげたいです。

低学年のあいだも背負いやすい

とくに低学年の間は身体も小さいため、重いランドセルは背負いにくく、負担になりやすいです。

また重いランドセルは、身体の成長の妨げになってしまう可能性も。

重量の軽いランドセルを選ぶことにより、低学年の小さな身体への負担を減らせます。

くわえて肩ベルトや背カン、背当てなどに工夫が施されたランドセルを選ぶことで身体への密着度が上がり、体感重量を減らすことも可能です。

どのランドセルが身体に合うのかは、一人ひとり異なります。

できるだけ子どもと一緒に実物を見に行き、実際に背負ってから選んであげるとよいでしょう。

徒歩での通学負担を減らせる

多くの小学生は、徒歩で通学しますよね。

とくに校区の隅に住んでいる子どもは、歩く距離も長くなります

歩く距離が長い子にとって、重いランドセルはかなりの負担になってしまうことでしょう。

軽いランドセルを選ぶことによって、通学時の負担を減らしてあげられます。

軽いランドセルのデメリット

軽いランドセルのデメリット
軽いランドセルには、以下のようなデメリットも存在します。

すべてのランドセルに当てはまるわけではありませんが、軽いランドセルのデメリットも知ったうえで選べるようになりましょう。

耐久性に劣る可能性がある

軽いランドセルは、耐久性に劣る可能性があります。

理由は革の密度が低いから。

革の密度は人工皮革よりも、牛革やコードバンなどの天然皮革のほうが高いです。

軽いランドセルは人工皮革で作られているものがほとんどなので、傷や摩擦に弱い可能性があることは知っておきましょう。

ただし、傷に強い人工皮革の素材もあるので、そこまで心配する必要はありません。

軽いランドセルを選ぶ際には「使われている素材」に注目してみるとよいですね。

型崩れしやすいものも存在する

軽いランドセルのなかには、軽量化だけを目的にヘリや内部プレートなどが省かれた粗悪な商品が混ざっている可能性があります。

とくに有名ランドセルメーカーでない商品の場合は、しっかりと内部構造を確認したほうがよいでしょう。

ランドセルは6年間使う大切なもの。

型崩れのしにくい、軽さと丈夫さのバランスがよいものを選びましょう。

具体的な確認方法は、公式サイトやカタログなどを見て、

  • 内部構造を丁寧に解説しているもの
  • 「耐久試験」や「押圧試験」の結果データを公表しているもの

このようなランドセルを選ぶと安心です。

軽いランドセルでよくある質問

ここからは、軽いランドセルでよくある質問に答えていきます。

1つずつ詳しく解説します。

男の子に人気の軽いランドセルは?

男の子に人気のランドセルのうち、特に軽いランドセルは、ニトリの「Newstar わんぱく組」です。

Newstar わんぱく組
メーカーニトリ
素材人工皮革
高さ約36cm
約27cm
奥行き約22cm
重量約1,120g
A4フラットファイル対応
価格29,900円
特徴基本機能を兼ね備えながらも、価格を抑えたシリーズ。軽くて丈夫な大容量ランドセル。

Newstar わんぱく組の評価
人気度[4点]
耐久性[5点]
重量[4.5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.4点

本体生地には、キズやすり切れ、破れに強いテイジンの「タフガード®︎ライト」を使用しています。

また大マチ開口部には型崩れに強い補強プレートを採用し、耐久性にも優れているため元気な男の子にも安心のランドセルです。

耐久性や大容量など、基本機能を兼ね備えながらも価格は29,900円と低価格

6年間の修理保証もついているため、万が一破損してしまった際にも安心です。
メリット
  • 軽くて丈夫なのに価格は控えめ
  • 総マチ幅は16.5cmと大容量
  • 左右非連動型の背カンで軽く感じる
デメリット
  • カラーバリエーションが5色と少なめ

女の子に人気の軽いランドセルは?

トレーズ

引用元:トレーズ ピンクベージュ × ベージュ

女の子に人気のランドセルのうち、軽いランドセルは、ふわりぃの「トレーズ」です。

トレーズ
メーカーふわりぃランドセル
素材人工皮革
高さ(内寸)約30.5cm
幅(内寸)約23.5cm
奥行き(内寸)約13.5cm
重量約1,190g
A4フラットファイル対応
価格63,800円
特徴アンティークな雰囲気と落ち着いたカラー。かわいらしさと上質さを兼ね備えたモデル。

トレーズの評価
人気度[4.5点]
耐久性[5点]
重量[4.5点]
独自機能[5点]
カラーバリエーション[4点]
総合点4.6点

トレーズはアンティークな雰囲気と落ち着いたカラーが特徴で、軽さと丈夫さを兼ね備えたモデル。

小マチは最大5cm伸び、総マチ幅は18.5cmと収容力も十分です。

チェストベルト(取り外し可能)も付属しているため、肩ひものズレを防いで身体へのフィット感をアップできます。

メリット
  • 落ち着いたカラーとデザインが魅力
  • 総マチ幅最大18.5cmで収容力◎
  • 取り外し可能なチェストベルト付き
デメリット
  • 好みが分かれる可能性がある

背負いやすい軽いランドセルは?

背負いやすい軽いランドセルは、セイバンの「ユアメイト」です。

ユアメイト ウィリー
メーカーセイバン
素材人工皮革
高さ約33.5cm
約26.5cm
奥行き約20.5cm
重量約1,150g
A4フラットファイル対応
価格47,300円
特徴車をモチーフにした、シンプルかつポップなデザイン。「天使のはね」基本性能を搭載。

ユアメイト ウィリーの評価
人気度[4点]
耐久性[5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[3.5点]
総合点4.3点

「天使のはね」や「左右連動背カン」はもちろん、教科書が背中側に倒れるように傾いた底板「チルトプレート」も搭載。

体感重量が軽くなる工夫が施されています。

また低反発と高反発の2種類の素材を使った「背中Wクッション」や、身体に沿って密着する「3D肩ベルト」により、やわらかくて軽い背負い心地のランドセルです。

  • ユアメイト ウィリー|男の子
  • ユアメイト ヒーロー|男の子
  • ユアメイト ハンナ|女の子
  • ユアメイト シャイニーポップ|女の子

ユアメイトは、上記4シリーズが販売されています。

なお「ユアメイト ヒーロー」「ユアメイト シャイニーポップ」には「カギ引っかけフック」機能が搭載されているため、上記スペック表と少し仕様が異なるので注意してください。

メリット
  • 天使のはねランドセルの基本性能搭載
  • 手に取りやすい価格
  • 大マチ内寸は12cmで収容力も◯
デメリット
  • デザインに飽きる可能性がある

高級ブランドの軽いランドセルは?

高級ブランドの軽いランドセルのおすすめは、モギカバンの「たくみ プレミアム ウノ」です。

たくみ プレミアム ウノ
メーカーMOGI
素材人工皮革
高さ約34.5cm
約26.5cm
奥行き約22cm
重量約1,160g
A4フラットファイル対応
価格58,000円
特徴シンプルかつ上質なデザイン。所々にあるハートのワンポイントがかわいい。

たくみ プレミアム ウノの評価
人気度[4.5点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[4.5点]
総合点4.5点

たくみプレミアムウノは、モギオリジナルランドセルの中で最軽量の約1,160gです。

牛革を使用した「たくみスタンダードスムース」と基本形はまったく同じで、かぶせと本体素材にクラリーノを使用し、170gの軽量化を実現。

背当てと肩ベルト裏に「ソフト牛革」を使用することで、背負い心地にも考慮されています。

シンプルで飽きのこないデザインと、豊富なカラーバリエーションが特徴です。

筆者のお気に入りポイントは、女の子カラーに採用されている「ハートのかぶせ鋲」です。
メリット
  • モギのランドセルのなかで最軽量モデル
  • 背当てと肩ベルト裏にソフト牛革を使用
  • カラーバリエーションが豊富
デメリット
  • 早くに売り切れる可能性がある

大容量の軽いランドセルは?

大容量の軽いランドセルは、イオン(かるすぽ)の「みらいポケット スマート FLATCUBE」です。

みらいポケット スマート FLATCUBE
メーカーイオン
素材人工皮革
高さ31.5cm(内寸)
23.5cm(内寸)
奥行き11cm(内寸)
重量約1,140g
A4フラットファイル対応
価格69,300円
特徴小マチのポケットは最大8cmまで伸びる大容量タイプ。タブレットPCケース付き。

みらいポケット スマート FLATCUBEの評価
人気度[4点]
耐久性[4.5点]
重量[4.5点]
独自機能[4.5点]
カラーバリエーション[4点]
総合点4.3点

みらいポケット スマート FLATCUBEは、機能性と収容力を兼ね備えたランドセル。

大マチ部分の内寸は11cmとやや小さめですが、小マチ部分が3cm〜8cmまで自在に伸び縮みします。

総マチは最大19cmになるので、荷物が多い日でも手ぶらで通学できるでしょう。

背当てには人工工学に基づいて開発された「かるくなーれ」を採用することで、背中への圧力が分散されて軽く感じられます。

メリット
  • 軽く感じる機能が充実
  • 総マチ最大19cmと超大容量
  • 好みに合わせてカスタマイズも可能
デメリット
  • 価格が高め
  • 小マチに重いものを入れすぎると、逆に重く感じる可能性がある

まとめ:「軽さ」だけにこだわらず「軽く感じる工夫」がされているランドセルを選ぼう

教科書が分厚くなったり、タブレット学習が始まったりしたことで、小学生の荷物はどんどん重くなっています。

このような状況のなかで、軽いランドセルを選んであげることは、子どもに対するフォローの1つといえるでしょう。

しかし、ただ「軽い」だけで選んではいけません。

その理由は耐久性に劣っていたり、型崩れをしたりするような粗悪な商品が混ざっている可能性があるため。

肩ベルトや背カン、背当てなどに「軽く感じる工夫」がされているランドセルを選びましょう。

また公式サイトなどを確認し、耐久試験を行なっているかどうか、補強プレートの素材や仕様をチェックすることも大切です。

店舗や展示会に行き、実際に背負って「身体にフィットするかどうか」の確認も忘れないでくださいね!
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この記事を書いた人

元保育士ライター。プライベートでは2児の母で、絶賛ラン活中です。ランドセルは6年間使う大切なもの。みなさんのランドセル選びをお手伝いします!

保有資格は以下の通り。

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